月. 4月 29th, 2024

秘伝の焼き鳥のタレは、毎日、毎日焼き鳥を焼いて漬け込むことによってまろやかな美味しいタレになっていきます。今回のコロナでは、お店を長期間休んだりしてタレを腐らす方が多かったです。

焼き鳥学校の卒業生さんで、今回のコロナでも時短営業や休業要請などで長期休暇をされて、その間にお店にも来なくてタレをくさらせた方が数名おられます。

僕は、そんな時期でも毎日お店に来て、タレに浮いてきたアクをすくったり、テイクアウト販売だけでもしたりして焼き鳥を焼いてきました。こんなに、焼き鳥を焼かない時は初めてです。

今回思ったのが、焼き鳥を焼いてない時でもタレにアクが浮くことがわかりました。

今までは、毎日焼きてるからアクが浮くのだと思ってたのですが、焼かなくてもアクや気泡がが出てくるので、タレは生きているのだと感じました。

お店をオープンされてから、1か月~2か月は醤油がらい感じのたれになります。

そこから毎日毎日、焼き鳥を焼いて漬け込んでいけば、まろやかで美味しい秘伝のタレが完成していくのです。完成してからでも、焼き鳥を焼かなければ醤油からいタレに戻っていきます。

秘伝の焼き鳥のタレは生きている。

美味しくなったからといって、何もしなくていいのではなく、毎日焼き鳥を焼くことが大事で、同じ事を繰り返していく事がすごくだいじになります。